おくりびと

主演╱ 本木雅弘  監督╱ 滝田洋二郎2008年 ( 日本)

有名なこの映画を、ようやく観られた。
公開より少し前、ビックコミックスペリオール(か、スピリッツ)で
同名漫画を短期連載していたので、途中までのあらすじは知っており、
観始めたはいいものの、今更という気がしないでもなかった。
ところが徐々に物語に引き込まれて行き、
最後は静かで幸せな感動に包まれていた。
死を汚らわしいと忌み嫌う心、
一方で死を悼み、弔う心。
歴史好きの自分からしてみればこれこそが日本文化の原点だと思うので、
こういう名画が作られたのを誇りにすら感じる。
ヘタをすれば単調で退屈なストーリーになりそうな題材も、
(漫画は若干それを感じた)
主人公の生い立ちや職業をうまく絡めて
最後まで飽きずに観賞できた。
今の自分だったら、どんなカタチの石を拾うのかな。